~成長とやまっこクラブ~

 

その子に合った支援方法

やまっこクラブでは、個々の特性や特徴を「思い込み」として関わるのではなく、認知発達機能の段階など目で見えない部分は、アセスメントツールを活用し、その子に合った方法を探して支援していきます。

アセスメントツール

主に太田ステージ評価を活用し、個別支援計画の作成や個々の認知発達に合わせた支援を支援サイクルで行っています。

支援サイクル

聞き取り(面談)→太田ステージ評価(評価、結果の報告)→個別支援計画→支援→モニタリング→ケース会議→聞き取り(面談)…

職員間だけでなく定期的に面談や会議をご家族や関係機関と行う事で、情報交換や情報共有し、子ども達の輝く未来を育めるよう、より良い環境を作っていけるよう全力でサポートしていきます。

 

~アセスメントと発達の関係~

 

アセスメントとは??

ご本人・ご家族の主訴や環境などの情報を確認し、支援に必要な目標とその内容を明らかにするものです。

支援計画作成の際や支援目標や方針を立てる時に行われ、アセスメントはインフォーマルとフォーマルの2つの側面から実施するのが良いといわれています。

フォーマルアセスメント

  • 各種検査などのアセスメントツールの活用(科学的根拠のある物)

インフォーマルアセスメント

  • 経過・状態の聞き取り(家庭や関係機関)
  • 活動場面などの行動観察

本当に子どもに伝わる伝え方

小児自閉症は、記憶系の能力が高い一方で、シンボル表象の形成不全、すなわち比較の概念や基本的な空間概念などの形成に特異的な障害があると言われています。

自閉症児等のシンボル表象機能(イメージできる範囲)の発達段階をみる評価方法に太田ステージ評価というアセスメントツールがあり、やまっこクラブでは主に太田ステージをフォーマルアセスメントとして活用しています。

太田ステージとは、支援者の思い込みではなく本当に子どもに伝わる伝え方を知る事でよりよい支援に繋げるための評価ともいえます。

太田ステージの評価は大枠でステージⅠ、Ⅱ、Ⅲ-1、Ⅲ-2、Ⅳ、Ⅴ以上の6段階に分けられます。各ステージ別に、治療教育の目標、課題の選定、プログラムの組み立て、留意点が整理されており、その目標は3つの次元から設定されています。

太田ステージ 目標設定の3次元

第1次元 認知・情緒発達を促し、自分で行動のコントロールができるようにすること

第2次元 個々の生活技能を獲得すること

第3次元 異常行動や不適応行動を予防し、減弱すること

※太田ステージ研究会

 

~評価と支援~

 

太田ステージの評価のメリット

  • その子どものシンボル表象機能の段階分けがわかる
  • その子どもの行動の意味がわかる
  • 治療教育の手立てがわかる
  • 共通の基盤に立って治療教育の適切性が検討できる
  • 検査は簡便で短時間で行えて客観性がある

評価をとることにより…

発語があっても意味が通じていなかったのか…

発語はないが理解が出来ていたのか…

  • 子どもの言葉の理解範囲を知る事で個々の理解に応じたアプローチができる
  • その子にとって理解困難な指示などを周囲が察知し工夫することができる
  • 不安を減弱し、適応的なアプローチを目指せる

適切な評価をとる事で、お子様がイメージできる方法を工夫して、課題や目標の設定・具体的な方法の提案を行い、支援に繋げる事ができます。